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千葉時代に通訳として“オシム語録”演出、間瀬秀一氏が追悼「サッカーの素晴らしさを教えてもらいました」

[ 2022年5月3日 14:49 ]

2006年、練習で指示を出すオシム監督(中央)と間瀬秀一通訳(左)
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 J3秋田やJ2愛媛などで監督を歴任し、モンゴル代表監督も務めた間瀬秀一氏(48)が3日、自身のインスタグラムを更新。1日にオーストリアで死去したイビチャ・オシム元監督(享年80)を追悼した。間瀬氏はオシム氏の千葉監督時代に通訳を務めていた。

 間瀬氏は「28歳であなたの通訳になって3年半あなたに怒られ続けた私は本当に幸せでした。一番あなたに近いところで毎年優勝争いをして、ナビスコ2連覇して、喜びと悔しさを味わって、サッカーの本当の素晴らしさを教えてもらいました」とコメント。

 続けて「通訳一年目であなたを通して監督業の素晴らしさを知って、それを目指しました。J3で監督やって、J2で監督やって、昨年は異国で代表監督をやらせて頂きました。その都度、あなたから電話で受けた薫陶を大切にしています。まだまだですけど、もっともっとがんばります!!本当にありがとうございました!!」と感謝の言葉をつづった。

 日本語のほか、英語、スペイン語、ポルトガル語、クロアチア語を話す間瀬氏は2003年から06年まで当時J1だった千葉(現J2)で後に日本代表を率いるイビチャ・オシム監督の通訳を務め、機知に富んだ数々の“オシム語録”を演出した。その後、千葉、岡山、東京Vなどでコーチを務め、秋田、愛媛などで監督も歴任。現在は愛知県のクラブチーム「wyvern(ワイヴァン)」でジュニアユースダイレクター、U―13監督を務めている。

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