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浦和、ACL快幕!吉兆4発 アジア制覇17年に並ぶ大量得点で3度目Vへ好発進

[ 2022年4月17日 05:30 ]

ACL1次リーグF組   浦和4-1ライオンC ( 2022年4月15日    ブリラム )

<ライオンC・浦和>後半、シュートを放つ浦和・ユンカー(右)
Photo By 共同

 東地区が開幕した15日、F組の浦和はライオン・シティー(シンガポール)に4―1で快勝した。前半8分にMF江坂任(29)のお膳立てからデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)が先制ゴール。前半だけで3得点を奪い、試合を決めた。初戦の4ゴール快勝は優勝した17年大会以来。また、16日にH組の初戦に臨んだ横浜はホアンアイン・ザライ(ベトナム)を2―1で振り切り、こちらも白星で発進した。

 3度目のアジア制覇に向けて、4発快勝で発進した。スウェーデン人MFモーベルグが得点の1分後にオウンゴールを記録するという珍事もあったが、実力を見せつけた。

 ロドリゲス監督も合格点を与える。「この気温や難しい気候の中、選手たちはよくやってくれた」。前半8分に江坂のアシストからユンカーが先制弾。7分後には江坂が2点目を決め、さらに42分にはモーベルグの強烈ミドルで突き放し、早々と試合の大勢を決めた。

 「この大会でチャンピオンになることを期待されているし、レッズとしては歴史的な3回目の優勝を達成できるように考えている」と指揮官。高温多湿のタイでの集中開催で、中2日で6試合続く、ハードな日程。1次リーグ突破は平たんな道ではない。だが、初戦に勝った大会はすべて決勝トーナメントに進出。優勝した17年大会は今回と同様に4得点で勝利しており、この日の勝利はアジアの頂点を目指すうえで“吉兆”といえる。

 就任2年目のロドリゲス監督は「満足したところは勝ち点3を取れたこと。もっとゴールを取ることができた」とあくまで貪欲に話した。チーム一丸となり成長しながら高みへ。“赤い悪魔”は力強く一歩を踏み出した。

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