鹿島FW上田が2得点に絡む大活躍「みんなで耐えて良い勝利だった」

ルヴァン杯1次リーグ第4節   C大阪1―3鹿島 （ 2022年4月13日    ヨドコウ ）

＜C大阪・鹿島＞後半、ゴールを決め、荒木（左）と喜ぶ鹿島・上田
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　鹿島がC大阪を3―1で下した。

　前半32分、日本代表FW上田綺世（25）の突破から獲得したPKで先制。後半8分にはスルーパスに抜け出した上田がGKとの1対1を冷静に流し込んだ。同42分には右CKからDFブエノ（26）が頭で合わせて3点目を挙げた。2得点に絡んだ上田は「なかなか自分たちのボールにならない展開が続いたが、みんなで耐えて良い勝利になった」と振り返った。

　動きだしという上田の持ち味が出たのは2点目だった。MFカイキのスルーパスにダイアゴナル（斜め）の走りで相手DFラインの裏に抜けだすと、GKとの1対1を冷静に流し込んだ。「練習から動きは合わせていた。カイキと目が合っていたので、良いゴールになったと思う」

　中2日で強行出場したが、疲労の色をみせずにチームの勝利に貢献した。今季のリーグ・カップ戦合わせて7ゴールを挙げるエースは「リーグ戦もカップ戦も気を落とすことなく、前向きに戦っていきたい。こういった勝利を続けていきたい」と語った。