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ピッチ内外のアクシデントすら想定内に 浦和のGK西川が若いチームにアジア攻略法を伝授

[ 2022年4月13日 19:49 ]

浦和のGK西川周作
Photo By スポニチ

 ACLに臨む浦和のGK西川周作が13日、1次リーグの集中開催実施国のタイからオンライン取材に応じ、なかなか勝ち星を積み上げられないJ1での戦いを引き合いに「すっきり勝つという試合をACLを通じてできればチーム全体の自信になる。ACLの結果で対戦相手からの見方も変わると思う。そういう意味で重要度は間違いなくある」と言葉に力を込めた。

 アジアの戦いではピッチ内外で予想していなかったことが起こる。そこで重要となるのが「想定外を想定内にしておくこと」だという。チームにはACLを経験していない選手も少なくない。それを踏まえて西川は「試合中は声かけをしていきたいし、試合前から想定内にしておくというところ。気持ちの余裕をみんなに持たせられるようにしたい」と強調。そのうえで「昨日も練習場まで10、15分のところを帰りにバスの運転手が迷って30分くらいかかった」とアクシデントに見舞われたことを明かし、「これも含めてACLだと伝えた。それも想定内で、ストレスに感じないようにしていければ」と話した。

 高温多湿という気候、中2日という過酷な日程が待ち受けているが「6試合を中2日でこの暑さで戦うのは未知の世界ではあるので、今は楽しみな気持ちが強い」と声を弾ませる。「国を代表しているチーム同士のぶつかり合いで力が試される。昨季からメンバーが多く入れ替わって、自信をつけるという意味でも非常に大事な大会になる。積み重ねてきたものを継続しながら、上積みできるように。充実した大会にするためにも、とにかく勝つというところ。何が何でも、どの試合も勝つという気持ちで挑みたい」。まずは15日の1次リーグ初戦ライオン・シティ戦(シンガポール)で勝利を掴み、好スタートを切る。

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2022年4月13日のニュース