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森保監督 W杯へ新戦力テストに慎重「あと6試合…そんな余裕があるのか」

[ 2022年4月11日 20:25 ]

日本代表の森保監督
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 欧州視察中の日本代表の森保一監督(53)が11日、オンラインで取材に応じ、W杯のメンバー選考に関し、今後の新戦力テストに慎重な姿勢を見せた。本番まで残された国際Aマッチは6月の4試合、9月の2試合のみ。欧州各国リーグの関係で直前の準備期間も約10日と短いだけに、「プラン的にはいっぱいあるんですけど」と前置きした上で「あと6試合、2回の活動しかできないと考えると、そこまで(候補を)広げていけるのかどうなのか。そんな余裕があるのか分からない」と話し、最終予選を戦ったコアメンバーで連係を深めるプランを採用する可能性も示唆した。

 W杯出場を決めた3月24日のオーストラリア戦、同29日のベトナム戦では、GK3人を含む26選手を招集。そこにその2戦では招集を見送られたPSVのFW堂安、EフランクフルトのMF鎌田、さらにケガで辞退した浦和のDF酒井、セルティックのFW前田、古橋らを含めれば、既に30人を越すメンバーとなる。指揮官もこの日「それだけで29~30人。そこからどう広げるんだとなると、40~50人呼んで、どれだけ意義があるのか」と自問するように疑問を呈した。

 なお森保監督によれば、W杯抽選会で行われた監督会議でのアンケート調査では、まだ確定ではないものの、本大会のメンバーは通常の23人から26人に増やすことで満場一致だったという。それでもメンバー入りは狭き門となるだけに、今後もし烈なサバイバルが繰り広げられそうだ。

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2022年4月11日のニュース