横浜、J1000試合飾った　鬼門カシマで3発快勝!!!2位浮上

明治安田生命J1第8節最終日   横浜3－0鹿島 （ 2022年4月10日    カシマ ）

＜鹿島・横浜＞後半37分、ヘディングシュートを決め、イレブンとよろ喜ぶ横浜・アンデルソン・ロペス（右から2人目）（撮影・郡司　修）
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　明治安田生命J1リーグは各地で8試合が行われ、横浜は鹿島に3―0で快勝。後半37分のFWアンデルソン・ロペス（28）の先制点を皮切りに一気にたたみかけ、リーグ最速でのJ1通算1000試合目となった節目の一戦を白星で飾った。勝ち点を鹿島に並ぶ18に伸ばし、得失点で上回って2位に浮上した。

　自慢の攻撃サッカーで鬼門をようやく突破した。最近5連敗中だった鹿島に、9連敗中だった敵地で実に10年ぶりの勝利。主将のMF喜田が「意識せずに入れた」と振り返ったように、時間の経過とともに力の差を見せ徐々に追い詰めた。終わってみれば3発快勝。上田、鈴木の強力2トップを完封したDF畠中は「過去は過去。目の前の試合に集中できた」と胸を張った。

　布陣を変更した6日のアウェー広島戦で0―2完敗。嫌なムードが漂っていたが、チーム一丸で払拭した。試合前日に3度のミーティングを行うなど、勝負に徹したマスカット監督も「メンタルの強さを出せた」と満足げ。16日に初戦を迎えるACL1次リーグ（ベトナム）にも弾みをつけた。