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森保監督 ブラジルとの親善試合の可能性認めた「実現すれば我々もファンも凄くうれしい」

[ 2022年4月11日 19:33 ]

日本代表の森保監督
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 日本代表の森保一監督(53)が11日、視察中の欧州からオンラインで取材に応じ、6月の国際AマッチデーでFIFAランク1位のブラジル代表と親善試合を行う可能性を認めた。「ブラジルとの対戦を考えて、マッチメークの交渉していただいていることは聞いています」とし、「対戦が実現すると、我々現場のスタッフもうれしいですし、日本のサッカーファンの方々も凄くうれしいというか、楽しみになるような対戦になるのではないかなと思います。決定して実現することを願っています」と心を躍らせた。

 一方、国内組で臨む7月に中国で開催予定のE―1選手権に関しては、コロナ禍の影響で中止となる可能性も浮上しているようで、指揮官は「国内組の選手たちの貴重なチャンスの場になると思っていますので、そこは代表全体のレベルアップであったり、Jリーグを含めて国内のサッカーの盛り上がりにも繋がる大会なので、実現していただければありがたいなと思っています」と話した。

 欧州視察ではドイツのデュッセルドルフを起点に、日本人選手が所属する各チームの試合はもちろん、堂安の所属するオランダ1部PSVや、三笘、町田がプレーするベルギー1部サンジロワーズの練習場なども訪問し、本人たちとは当然のこと、クラブ幹部とも会談の場を持ったという。

 約8カ月後に迫ったW杯1次リーグでは、ドイツ、スペイン、6月のコスタリカとニュージーランドによる大陸間プレーオフ勝者との対戦が決定。指揮官はこの日、本番へ向け「我々はベスト8以上の目標を持って、W杯の舞台で優勝を経験したような強豪国に勝つ、あるいは勝ち点をしっかり獲るような戦いができるように、準備していきたい。楽しみでしかないです」とあらためて強い覚悟を示した。

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2022年4月11日のニュース