伊東純也　3試合連続ゴールで中位PO進出に貢献「勝つことだけに集中した」

ゲンクの伊東
Photo By 共同

　ゲンクの日本代表MF伊東純也（29）が3試合連続ゴールを決めた。レギュラーシーズン最終節のセラン戦で、前半44分に今季8得点目をマーク。チームは2―0勝利し、8位で中位プレーオフに進出した。

　快足を生かし、勝利を演出した。味方のパスに反応して右サイドで抜けだし、そのままドリブルでペナルティーエリア内へ。飛び出した守護神をかわしてゴールネットを揺らした。「勝つことだけに集中した。（9位の）シントトロイデンも勝ったので危なかった」。8位を死守して中位プレーオフ進出を確定させ、安堵（あんど）した。

　チームは上位争いに絡めず不本意な成績で「簡単な試合を負けてしまったり、難しいシーズンだった」と総括したが、東自身は主に右サイドで攻撃のキーマンとして活躍し、8得点に加えてリーグ2位の13アシストをマーク。アジア最終予選で日本代表のW杯出場にも大きく貢献したドリブラーは「個人的にはめちゃ良かった」と今シーズンの手応えを口にした。