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麻也主将 再び満員への思い熱弁 欧州などと「本当に先進国なのかというくらいの差がある」

[ 2022年3月28日 15:24 ]

吉田麻也(左)
Photo By スポニチ

 29日のW杯アジア最終予選ベトナム戦(埼玉)に向け千葉市内で合宿中の日本代表DF吉田麻也(33)が28日、オンライン取材に応じた。26日のW杯出場権獲得会見に続いて再度、ベトナム戦でスタジアムを満員(6万人)にしたいという思いを熱く訴えた。

 新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置が解除され、当初上限2万人だったベトナム戦のチケット4万枚を追加販売。新型コロナ感染拡大後、初めて国内の日本代表戦が入場制限なしで行われる。

 「選手たちみんな満員のスタジアムで代表戦をやることに飢えているというのはひしひしと感じていて。欧州やこの間のオーストラリアもそうですけど、明らかに日本とは違うので、何とか少しでもいい方向に持って行きたい。そのためには誰かが突破口を開かなきゃいけなくて、それは僕はサッカーの日本代表であるべきだと思っている」

 吉田はスポーツ界だけでなく、エンタメ業界、飲食業界の現状を変えていくためにも、サッカー日本代表が先駆けとなる必要性を強調。欧州の試合や米国のスーパーボールでは会場が観客であふれていることや、日本の入国の際の手続きが欧州やオーストラリアとは大きく異なる点に触れ、「本当に先進国なのかというくらいの差がある。改善しないといけないと僕だけじゃなくてみんなが思っていること」とキッパリ。「僕たちができることは、サッカーで一つ一つ実績を上げていって、関係者の気持ちを動かしていくことしかできないので。まずはサッカーファミリーみんなでファンを含めて変えていけたらいい」と力を込めた。

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2022年3月28日のニュース