日本代表DF中山がスタメン奪取に燃える「新たな競争は始まっている。結果にこだわりたい」

中山雄太
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　7大会連続7度目のW杯出場を決めた日本代表のDF中山雄太（25＝ズウォレ）が28日、オンライン取材に応じ、改めて“スタメン奪取”への思いを語った。

　同アジア最終予選では7試合連続でピッチに立ったが、すべて途中出場。左サイドに君臨するDF長友佑都（35＝FC東京）の牙城を崩せずにいる。それでも「スタメンは日頃から狙っているというのは前から話しているとおり」と気力は十分。あす29日のベトナム戦に向けての覚悟も強い。

　「W杯出場をしっかりと決められたのは嬉しいが、新たな競争は始まっていると思う。（ベトナム戦は）最終予選という名前だが、僕らとしては新しい競争がスタートしているという感覚。チャンスがあれば結果にこだわってやりたい」

　27日の練習では仮想ベトナムで5バックを敷くサブ組に対し、主力組は4―3―3の布陣でオーストラリア戦から吉田、山根、権田以外の8人を大幅入れ替え。自身も主力組の左サイドバックに入った。「スタートからだと相手の出方をピッチで感じながら、アジャストしないといけない。90分を通して戦える準備が途中出場とは違ってくる。ピッチでの修正やアクションが求められる」。攻守に安定したプレーをみせ、森保一監督（53）にアピールする。