斉藤弾で大岩U―21連勝　エースが有言実行、山本追加点　ドバイ杯U―23

大岩剛監督
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　2024年パリ五輪を目指すU―21日本代表は26日、ドバイ杯U―23（UAE）の第2戦でU―23カタール代表と対戦し、2―0で勝利を収めた。昨年12月に就任した大岩剛監督（49）は初陣から2連勝。後半8分、MF斉藤光毅（20＝ロンメル）が右足で決勝ゴール。同41分には途中出場のMF山本理仁（りひと、20＝東京V）が追加点を奪った。次戦は29日に順位決定戦を行う。

　背番号10が役目を果たした。後半8分、斉藤はペナルティーエリアに進入しながらボールを受けると、細かくステップ。相手DFを揺さぶり、右足を振り切った。「自分らしく楽しんでプレーするのは大前提として、結果も求められると思う。そこを意識しながらやっていきたい」。無得点だった初戦のクロアチア戦後に覚悟を口にしたエースが有言実行の一撃を決めた。

　これで大岩ジャパンの初陣から2連勝。ただ、前回と違って完勝ではなかった。前半はビルドアップを含めてミスが散見され、球際でも負けるシーンが目立った。斉藤も同28分にシュートをポストに当てて決定機を逸した。それでも後半にはチーム全体で立て直し、斉藤と山本の得点が生まれた。