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チェルシー 逆風でもベスト8!オーナー資産凍結で遠征費用制限

[ 2022年3月18日 05:30 ]

欧州CL決勝T1回戦第2戦   チェルシー2ー1リール ( 2022年3月16日 )

決勝弾を決めたチェルシーのDFアスピリクエタ(ロイター)

 16日に各地で2試合が行われ、連覇を狙うチェルシーは、アウェーでリールに2―1で逆転勝ち。2戦合計4―1で2季連続の8強入りを果たした。ビリャレアルはユベントスを3―0で破り、2戦合計4―1で13季ぶりの準々決勝進出。8強が出そろい、準々決勝以降の組み合わせ抽選は18日に行われる。

 底力を示した。前半38分にPKで先制を許したチェルシーだが、ハーフタイム突入寸前にFWプリシックが同点弾。後半26分にはDFアスピリクエタが決勝弾を決め、トゥヘル監督は「困難に打ち勝つメンタリティーを見せつけた」と語った。

 ロシア人オーナーのアブラモビッチ氏が英政府やEUから資産凍結を受けるなど逆風が吹く。遠征費用も1試合2万ポンド(約310万円)に制限されているが、FWハーバーツが「自分で支払ってもいい」と訴えるなど選手が結束。入場券販売が禁じられ、準々決勝以降は有利なホーム戦が無観客開催となる可能性もある。それでも「練習で最善を尽くして試合に備える」とアスピリクエタ主将。雑音を封じて準備を続けるだけだ。

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2022年3月18日のニュース