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柏“奪首” 11年ぶり開幕連勝!先制許すも3発逆転

[ 2022年2月28日 05:30 ]

明治安田生命J1第2節   柏3―1横浜 ( 2022年2月26日    三協F柏 )

<柏・横浜>後半15分、ゴールを決めチームメートと喜ぶ柏・ドウグラス(中)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグは27日、柏―横浜の1試合を行った。横浜に先制を許した柏は、前半24分にMF細谷真大(20)が同点ゴール。後半は退場者を出した横浜を攻め、FWドウグラス(34)、MF小屋松知哉(26)のゴールで3―1と快勝した。柏のシーズン連勝発進は、優勝した2011年以来11年ぶりで、首位に立った。

 乗っているときは全てがうまくいく。先制されても、すぐに前線からの守備が利いて同点。開幕の湘南戦に続き、この日も前半で1人、後半にもさらに1人、相手に退場者が出る“幸運”も味方につけて連勝発進。ネルシーニョ監督は「後半は守備から攻撃の好循環ができて終始ゲームをコントロールできた。今日の勝利は今シーズンを戦う上で、重要な勝利。この感触を持ち続けていきたい」と手応えを口にした。

 試合開始直前には先発予定だったDF大南が故障し、急きょDF川口と交代。前半13分にもMF中村が故障してDF戸嶋と交代するアクシデントもあった。戸嶋は「準備できていない状況だった」と話したが、チーム一丸で乗り切った。

 同点弾を決めた細谷は「ゴールはうまく相手のミスを誘い、サヴィオが引きつけてうまく流し込めた」と笑顔。誰が出てもアクシデントがあっても動じない。ルヴァン杯も含めて、今季はまだ不敗の柏は、侮れない存在になってきた。

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2022年2月28日のニュース