湘南・永木と柏・大谷が開幕へ向けて意気込み

湘南
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　湘南のMF永木亮太（33）と、対戦する柏のMF大谷秀和（37）が開幕戦へ向けて意気込みを見せた。永木は鹿島から7年ぶりに古巣に復帰。「戦術は思った以上に緻密で細かく、頭を使う」と、驚く。それでも「走れる選手が多い。球際やひた向きに頑張るベースがある。それだけでは勝てないのでさらにバージョンアップを」と、長所を伸ばして上位を目指す考えだ。そして、山口智監督が「5位以内」の目標を掲げているが、「実力のある選手が入ってきたし、残った選手も多い。選手が融合すれば高すぎる目標ではない」と、目標達成に自信を見せる。さらにコロナ禍で迎える30年目の開幕については「観客の制限やチームも練習の制限がある中で、今年もJリーグが開幕できて選手は幸せを感じる。いいゲームができるようにしたい」と思いを口にした。

　一方、対戦する柏の大谷は「ネルシーニョ監督のやり方は変わらない。勝負や結果にこだわりを持っている。若返っているが、監督やベテランの経験が若手と融合すれば昨年のようなふがいないことはない」と、巻き返しに自信。開幕戦については「34分の1だが、しっかりと勝ち点3を取って帰りたい。開幕と言って高ぶりすぎないようにしたい」と冷静に話す。そして「普段支えてもらっている人にピッチで示したい」と、ピッチ上で結果を出す考えだ。