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名古屋MF仙頭啓矢 高い攻撃センスで得点源に

[ 2022年2月15日 05:30 ]

18日開幕 J1注目の新戦力

名古屋MF仙頭啓矢
Photo By スポニチ

 新指揮官が掲げる「得点力アップ」に欠かせない存在だ。鳥栖から完全移籍で加入したMF仙頭啓矢(27)は「攻撃を求められている。得点に関わるプレーをしたい」と自分の役割をはっきりと理解している。

 最大の強みは中盤ならどのポジションもこなせること。鳥栖ではボランチでの出場が中心だったが、長谷川監督就任後、初の対外試合となった1月22日の中京大戦はトップ下とボランチの両方でプレーし、今季の「チーム1号」をマーク。沖縄キャンプでの練習試合でも得点を決めるなど、高い攻撃センスに指揮官を「非凡な才能」とうならせた。

 京都橘高ではFWとして3年時に全国高校サッカー選手権の得点王に輝いた。「元々、ストライカー。ゴールへの嗅覚はある」。リーグ優勝へ「50点以上」をノルマに設定した長谷川グランパスの得点源となり、輝きを増す。

 ◇仙頭 啓矢(せんとう・けいや)1994年(平6)12月29日生まれ、大阪府枚方市出身の27歳。京都橘高3年時に全国高校サッカー選手権で得点王となり、準優勝に貢献。東洋大卒業後、17年に京都へ入団。横浜、京都を経て昨年は鳥栖に移籍し、リーグ戦全38試合に出場した。1メートル70、62キロ。利き足は右。

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2022年2月15日のニュース