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京都FW豊川雄太 J1定着へ“古都のテベス”大仕事を期待

[ 2022年2月8日 05:30 ]

18日開幕 J1注目の新戦力

京都FW豊川雄太
Photo By スポニチ

 京都FW豊川雄太(27)は復活を期して新天地を求めた。昨年まで2年間在籍したC大阪では負傷で離脱する時期が長かったが持ち味の“勝負強さ”で京都のJ1残留に貢献する。

 16年U―23アジア選手権ではイランとの準々決勝で延長前半6分に決勝ヘディング弾。それまでベスト8の壁を破れなかったチームを勝利に導き、リオ五輪出場権獲得に貢献した。ベルギー1部オイペン時代の18年には最終節ムスクロン戦でハットトリック。残り20分で1部残留には3点が必要な絶体絶命の状況下で奇跡を起こした。C大阪時代の20年にはG大阪とのダービーマッチで得点を挙げた。

 ファンと公言する元アルゼンチン代表FWテベスが、代表でつけていた背番号23を背負う。積極的にゴールへ向かう姿勢はテベスのようで、チョウ貴裁(キジェ)監督が求めるプレーにも合致する。12年ぶりのJ1昇格を果たしたチームが掲げる今季目標はJ1定着への土台づくり。「古都のテベス」が躍動すれば、それだけ土台は早く固まる。

 ◇豊川 雄太(とよかわ・ゆうた)1994年(平6)9月9日生まれ、熊本市出身の27歳。大津高―鹿島―J2岡山―オイペン(ベルギー)―C大阪を経て今季から京都加入。攻撃的なポジションならば全てプレー可能でFKなどキック精度も武器。J1通算68試合8得点。1メートル71、64キロ。利き足は右。

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2022年2月8日のニュース