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京都GK若原が初のJ1に意気込み「どこまで通用するか楽しみ」 同年代には谷晃生、大迫敬介ら多士済々

[ 2022年2月8日 15:36 ]

オンライン取材に応じる京都GK若原
Photo By スポニチ

 今季12年ぶりのJ1に戻る京都のGK若原智哉(22)が8日、オンライン取材に応じた。昨年レギュラーに定着したが、10月に左ヒジ関節脱臼で離脱。5日のプレシーズンマッチ枚方戦で約3カ月ぶりの実戦復帰を果たした守護神は、自身初のJ1舞台に腕ぶした。

 「ずっと目指していた舞台。ワクワクしている。実際、J1でプレーしているGKはレベルが高い。その中で僕がどれくらいのレベルで、どこまで通用するか楽しみ。プレッシャーも楽しみたい」

 19年にはU―20W杯に出場したU―20日本代表に選出。1次リーグ初戦エクアドル戦でPKをストップするなど、全4試合でゴールマウスを守った。だが同年代のGK谷晃生(21=湘南)が当時は離脱中。GK大迫敬介(22=広島)は同じ時期に開催されていた南米選手権に臨むA代表に選出されていた。そして昨夏の東京五輪では谷と大迫が選出され、自らはメンバー外。悔しさを味わい「まず同じカテゴリーに上がって勝負したい」と気持ちを新たにしてきた。

 枚方戦ではクロスへの対応でミスが出たが「チャレンジした結果。次はこうしようというのができている」と前向き。脱臼で離脱中には体脂肪などフィジカルを見直し、外から試合を観て自分が出た時のイメージトレーニングに励んできた。昨年以上のパフォーマンスを出す自信はある。

 東京五輪ニュージーランド代表のGKマイケル・ウッドやJ1でも実績があるGK上福元直人が加入したが、今季は背番号1を背負う。「毎試合勝ちにいきたいし、ゼロ(無失点)が一番だが、できるだけ最少失点でチームを助けられるようなプレーができれば良い」。抜群のシュートストップを武器に、同年代のライバルたちに負けない存在感を発揮する。

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