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横浜 チアゴ・マルチンスが米MLSニューヨーク・シティーに完全移籍 「なかなか難しい決断でした」

[ 2022年2月8日 10:57 ]

横浜のDFチアゴ・マルチンス
Photo By スポニチ

 横浜は7日、ブラジル人DFチアゴ・マルチンス(26)が米MLSニューヨーク・シティーに完全移籍することが決定したと発表した。

 チアゴ・マルチンスは18年8月にブラジルの名門パルメイラスから期限付きで加入。抜群のスピードと高い戦術眼で実力を発揮し、19年シーズンにはチームの15年ぶりのリーグ制覇に貢献。ベストイレブンにも選出され、同年にはその活躍が評価され完全移籍も果たした。

 畠中槙之輔(26)とは鉄壁のセンターバックコンビを結成。DFリーダーとしての役割も果たしていた。それだけに抜けた穴は決して小さくないが、強化部はチアゴ・マルチンスの移籍を見越して、早くから水面下で後任選定に着手。結果、G大阪など他クラブからもオファーを受けていた、今年で来日10年目と実績十分の鳥栖のDFエドゥアルド(28)の獲得に成功している。

 複数の関係者によれば、チアゴ・マルチンスは横浜との契約を残していたため、移籍金が発生。移籍金は推定で450万ドル(約5億円)という。

 チアゴ・マルチンスは横浜を通じ「この3年半、ピッチ内外でたくさん応援をしてくださったり、自分をとても温かく迎え入れてくれ、常に良くしていただいたということが自分の中に残っていて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。なかなか難しい決断でしたが、自分としては新しい場所に行くことを希望して、今回クラブを離れることになります。なんとか引き留めようとしてくれたクラブに対しては、迷惑をかけたと思っていますが、自分のわがままを最後は認めていただき、社長、監督、ダイレクターたちをはじめとするクラブの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。今後も横浜F・マリノスのことを応援し続けますし、次の場所で自分も頑張っていければと思っています。本当に今までありがとうございました」などとコメントしている。

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2022年2月8日のニュース