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Jリーグ「試合当日のスクリーニング検査導入」正式決定 さらなるリスク軽減へ

[ 2022年2月8日 14:27 ]

 Jリーグは8日に実行委員会を開催し、開幕を目前に控えクラブ内で新型コロナの陽性者が複数名発生している現状を踏まえ、試合開催へのさらなるリスク軽減の取り組みとして「試合当日のスクリーニング検査導入」を正式に決定した。

 実施基準は試合前日以降~キックオフ3・5時間前までに新たな陽性者(コロナ疑い症状者)が1名以上発生した場合で、週2回の定期検査に加え、試合当日に抗原定性検査を行う。適用期間は2月8日~3月30日。期間の短縮、延長については感染状況を踏まえ再検討の上、判断される。

 なおJリーグから提供される検査キット数は25で、検査対象者はトップチームの選手とスタッフ。実施のタイミングは試合当日の試合前で、チームで集合し活動する前が推奨されている。またスクリーニング検査を行うチームは、リーグおよび対戦チームへ事前にその旨を連絡することが必要とされる。

 Jリーグの村井チェアマンは前日7日のNPBとの新型コロナウイルス対策連絡会議後、「今は週2回、抗原定性検査をベースとしますが、チーム内に陽性疑い、怪しい症状などが出た場合、試合当日の検査もプラスアルファする。検査キットのリソースの問題がナーバスとなる中、リソースを圧迫しない範囲の中で1試合あたり25人程度の検査が可能になるように運用したいと表明しました。明日(8日)の実行委員会で協議して決めたいと思います」と話していた。

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2022年2月8日のニュース