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青森山田 3大会ぶり3度目の全国制覇! 4―0完勝で「高校サッカー3冠」を達成

[ 2022年1月10日 15:59 ]

<高校サッカー決勝 大津・青森山田>後半、ゴールを決め喜ぶ青森山田・松木(撮影・西海健太郎)
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 第100回高校サッカー選手権決勝が10日、国立競技場で行われ、4年連続の決勝進出となった青森山田(青森)が大津(熊本)を4―0で下し、3大会ぶり3度目の優勝を決めた。前半37分、得意のセットプレーからDF丸山大和(3年)の2戦連続ゴールで先制すると、熊本県勢初優勝の“夢”を打ち砕く圧勝。決勝の舞台でも相手にシュートを1本も打たせず。2試合連続の完封勝利を飾り、全国高校総体、高円宮杯プレミアリーグEASTに続く「高校サッカー3冠」を達成した。

 青森山田は前半から試合の主導権を握ると前半37分、得意のセットプレーから先制点。左CKからDF丸山大和(3年)が頭で合わせ、2戦連発となるゴールで今大会4点目。キッカーのMF藤森颯太(3年)が相手GKの飛び出せない絶妙な場所に鋭く正確なクロスを入れ、今大会5アシスト目をマークした。

 均衡を破り勢いに乗ったチームは4分後にも追加点。FW名須川真光(3年)が左サイドからの低い弾道のクロスボールにニアサイドへ飛び込み、スライディングボレーで2試合連続ゴール。FW名須川真光(3年)も、これが今大会チーム最多タイ4点目。前半は相手に1本もシュート打たせず攻守に圧倒した。

 後半に入っても相手に主導権は渡さず。同10分にはFC東京入りが内定しているU―22日本代表MF松木玖生(3年)が3試合連続ゴール。同33分にも追加点を決めるなど、相手にシュートを1本も打たせない完勝で全国“3937校”の頂点に立った。

 ▼黒田剛監督 本当にプレッシャーのなか、努力に努力を重ねてやってきたそんな1年でしたので、選手たちの頑張りを褒めてあげたいです。まさかこの記念すべき100回大会で全てのタイトルを獲れるというのは夢のようです。本当に素晴らしい選手に囲まれて、幸せな気分です。

 ▼松木玖生 春から頑張ってきたものが報われて凄くうれしい。仲間と一緒に獲った3冠なので、しっかりと喜びを分かち合いたいと思います。

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