バルサ“非常事態”デンベレ＆ガビもコロナ陽性反応…トップチームわずか10人で次節マジョルカ戦へ

バルセロナは今季大活躍の17歳MFガビからもコロナ陽性反応が確認された（AP）
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　サッカーのスペイン1部バルセロナは29日、クラブの公式ホームページでフランス代表FWデンベレ（24）とDFユムティティ（28）、スペイン代表MFガビ（17）の3人から新型コロナウイルス陽性反応が出たと報告。「3人とも健康状態は良いが、保健機関の指示に従い今後は自宅隔離となる」と説明した。

　今季は7位と低迷するバルセロナは、この日までに3選手の他にもDFラングレ、DFジョルディ・アルバら主力や新戦力のDFダニ・アウベスなど複数人からコロナ陽性反応が出た。加えてコロナ関連以外でもFWファティ、FWデパイ、FWブレイスウェイト、MFペドリ、MFセルジ・ロベルト、DFデストなどの主力級が負傷離脱中。

　おまけに次節マジョルカ戦（1月2日）はMFブスケツが累積警告で出場停止。その試合ではトップチームの選手がテアシュテーゲンらGK2人含め10人（GKテアシュテーゲン、GKネト、DFピケ、DFアラウホ、DFミンゲサ、DFエリック・ガルシア、MFリキ・プッチ、MFコウチーニョ、MFフレンキー・デヨング、FWルーク・デヨング）しか起用できない“非常事態”に直面することになってしまった。

　なお、スペインリーグ規約によるコロナ禍での試合開催条件は、トップチームとBチームの選手を合わせてベンチ入りメンバーが最低13人いること。なおかつトップチームの選手が最低でも5人確保（出場）する必要があるとされている。