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新潟S移籍の元日本代表FW李忠成が会見 背番号19は「親孝行」

[ 2021年12月29日 19:17 ]

新潟Sの会見に臨んだ元日本代表FW李忠成
Photo By スポニチ

 新潟シンガポールへの完全移籍が決定した元日本代表FW李忠成(36)が29日、入団会見を行った。背番号はサウサンプトン時代(11~13年)に背負った「19」に決定。「本当は20番の予定だったんだけど、僕の母が“9”が付いているのが良いと。昨日(28日)の夜にダメ元で(クラブに)お願いしたら聞いて下さいました。なので親孝行の“19”です」と笑わせた。

 複数のJ2クラブから正式オファーが届く中、9年ぶりの海外挑戦を決意。その理由として「価値観」を挙げた。20代に見えていたプロの景色と現在見ている景色への違いを口にし「人のために何ができるか。サッカー選手だからこそできる社会貢献などがある。僕にとって新潟Sは今の価値観と一番マッチした。一番のチャレンジだった」と口にした。

 FC東京時代の04年ナビスコ杯(現ルヴァン杯)優勝を皮切りに、J1リーグ、天皇杯、ACL全てのタイトルを獲得。新潟Sは李忠成よりも若い選手ばかりで「タイトルを取るまでは“チャンピオンのメンタルとは何か?”と思っていた。そこからタイトルを取れてチャンピオンになる準備とかを学び、それは自分の中で形として残っている。それを伝えたい」と新天地に目を輝かせた。

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2021年12月29日のニュース