長崎総科大付　小嶺監督が体調不良のためベンチ入りせず…定方コーチが指揮執り逆転勝ち

第100回全国高校サッカー選手権   長崎総科大付（長崎）2―1北海（北海道） （ 2021年12月29日    駒沢陸上競技場 ）

前半、ゴールを決める長崎総合科学大付・別府（左）（撮影・西海健太郎）
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　長崎総科大付は、国見を6度全国選手権優勝に導いた小嶺忠敏監督（76）が体調不良のためベンチ入りせず、定方敏和コーチが指揮を執る中で逆転勝ちを収めた。定方コーチは「小嶺先生が築き上げてきたものを全力で出そうと（選手を）送り出しました。勝てて内心ほっとしています」と話した。

　前半31分に先制を許したが、40分にゴール前のこぼれ球をMF別府史雅（3年）が押し込んで同点。後半38分にはDF原口玖星（3年）がゴール前で頭で押し込んで勝ち越した。