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大津が5発快勝発進 U―17日本代表候補のFW小林俊瑛も選手権初ゴール

[ 2021年12月29日 19:32 ]

第100回全国高校サッカー選手権1回戦   大津5―0中部大第一 ( 2021年12月29日    NACK5 )

<高校サッカー 中部大第一・大津>前半、チーム3点目のゴールを決め、笑顔の大津・小林(中央)(撮影・木村 揚輔)
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 熊本の大津は中部大第一を相手に5得点&完封の好スタートを切った。3大会ぶりの出場で選手権経験者が不在の中、MF森田大智主将(3年)は「初戦で硬かった部分もあった」と振り返ったが、開始4分の右CKからMF薬師田澪(3年)が先制ヘディング弾。これでペースを握って前半だけで3得点と初出場の相手を圧倒し、後半も交代組がネットを揺らすなど異なる5選手で5得点を挙げた。

 前半35分に得意のヘディングで3点目を決めたFW小林俊瑛(2年)は「左サイドからクロスが上がって決めるだけだった」と好アシストに感謝した。U―17日本代表候補に選ばれた1メートル91の大型ストライカーは快勝にも「1点で終わった悔しさが残る。もう2点、3点取れた」と貪欲。チーム最多に並ぶシュート5本を放ったものの、ポストに嫌われるなど惜しい場面もあり「ゴールに入れないと意味がない」と反省した。

 31日の2回戦は同じ九州勢でプレミアリーグでも対戦するなど互いに手の内を知る東福岡が相手。今大会で1試合1得点を目標に掲げる小林は「東福岡から(点を)取れれば自信にもなる。選手権前に1回プレミアでやっていて、相手の守備の感じはだいたい分かっているので、そこは有利かな」と自信をのぞかせた。森田主将も「自分たちがやってきたことを出せば絶対に勝てる相手と思う」と強調。難敵撃破に意気込んだ。

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2021年12月29日のニュース