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三笘薫、小学生にアドバイス「技術を身につけるべき」 谷口はW杯への思い吐露「何が何でも立ちたい」

[ 2021年12月29日 20:10 ]

三笘薫
Photo By スポニチ

 セガサミーグループが夢を追うサッカーキッズに感動体験を届けるトークイベントが29日、オンラインで行われた。元日本代表MF中村憲剛氏(41)が司会を務め、ベルギー1部サンジロワーズのMF三笘薫(24)とDF谷口彰悟(30)が約1時間半に渡り、熱いトークを展開した。

 互いに小学生時代を回想。当時ボランチだった三笘は、憧れながら見ていた選手に「ジダン、シャビ、イニエスタ」を挙げ、「持ち方うま!なんでボール取られないんだろう!って思っていた」と明かした。自身は小学4年生から川崎FのU―12に所属。サッカーノートに日々、その日の課題と次の練習の狙いを文章で書き、監督に提出していたという。「練習時間が限られているので意識的にやるのは大事だった」と三笘。今の小学生には「身体能力は中学生から付いてくるが、技術は(永久に)変わらない。小学生のときは圧倒的に技術を身につけるべき」と勧めた。

 谷口は、当時手軽に入手できなかった欧州CLの映像をコーチから借り、「家で同じ試合をずーっと見ていた」小学生時代を過ごしたという。「漠然とプロサッカー選手になりたいという思いは持っていたけど、まだまだ先のことだったのでどうやったらうまくなれるかを考えながら一生懸命練習していた。練習がない日にはコーンを置いてドリブルしたり、公園の壁にボールを蹴ったりしていた。どうやったらうまくいくか凄く考えながら、周りに流されずやっていた」と振り返った。特に1対1の練習には「しつこいくらい」励んだという。当時は「バンバン点取っていました」とも明かした。

 年が明ければW杯イヤーとなる。2人は夢舞台への意気込みも明かした。三笘は「来年はW杯があるので、そこに出たいと凄く思う」と気合。谷口は「(代表が)届きそうな位置にいるのは分かっている。自分のものにするかどうかは来年1年の戦い方次第。W杯は誰しも夢見る舞台で、その舞台に何が何でも立ちたい。勝負の年になる。相当覚悟を持って挑まないといけない。(吉田と富安の)壁は高いと思いますけど、挑んでいかないと面白くない」と力を込めた。

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2021年12月29日のニュース