×

鹿島3連勝 “節目男”土居がクラブJ1通算1700得点 ACL圏に望みつないだ

[ 2021年11月8日 05:30 ]

明治安田生命J1第35節最終日   鹿島1-0浦和 ( 2021年11月7日    カシマ )

<鹿島・浦和>前半36分、ゴールを決めて喜ぶ土居(右)=撮影・小海途 良幹
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1リーグは各地で7試合が行われ、鹿島はACL圏内の3位浮上へ望みをつないだ。ホームで勝ち点59で並んでいた浦和を1―0で下し、3位神戸との勝ち点5差をキープ。前半36分にFW土居聖真(29)が右足で決勝点を挙げ、今季3度目の3連勝で4位に浮上した。名古屋は仙台と1―1で引き分け、勝ち点62で鹿島に並ばれて得失点差で5位に後退した。

 節目の一発で、上位生き残りの大一番を制した。0―0で迎えた前半36分、右CKのこぼれ球をFW土居が右足で押し込んだ。ACL出場への望みをつなぐ値千金の決勝弾は、クラブのJ1通算1700得点目。過去の通算1300、1500得点も決めている“節目男”は「持っているなと思います」と、おどけてみせた。

 19年5月の清水戦でもクラブの「令和1号」を決めるなど、節目に強い。「日頃の行いが良いのかな」と土居は笑うが、引き分け以下ならACL出場が絶望的となる一戦で気を吐いた。3位神戸とは勝ち点5差。残り3戦で1試合も落とせない状況は変わらないが、生え抜きのベテランは「可能性がある限り信じてやるだけ」と語った。

続きを表示

2021年11月8日のニュース