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J2磐田 山田V弾で天王山制すも昇格持ち越し 次節引き分け以上で自動昇格の2位以上確定

[ 2021年11月8日 05:30 ]

明治安田生命J2第38節   磐田1-0京都 ( 2021年11月7日    ヤマハ )

<磐田・京都>後半32分、決勝ゴールを決める磐田・山田(右)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J2リーグは11試合が行われ、首位・磐田は2位・京都との首位攻防戦を1―0で制し、3連勝で勝ち点83に伸ばした。3位・長崎が東京Vに3―0で勝って同71としたため、今節のJ1昇格決定は持ち越した。

 残りは4試合で、次節の13日に長崎が栃木に勝たないと磐田の2位以上が確定。長崎が勝った場合、磐田は14日の水戸戦に勝つか引き分ければ昇格が決まる。勝ち点78の京都にも次節で昇格決定の可能性がある。

 磐田はともに昇格決定の可能性があった京都との大一番に競り勝った。値千金の決勝点をもたらしたのは、背番号10のMF山田。ドイツから復帰後5季目を迎えた32歳のベテランは、0―0の後半32分、相手クリアのこぼれ球に素早く反応し、頭で押し込んだ。「凄くラッキーな形だったのでよかった。10ゴールのプレッシャーがかかってきて、取れるなら今日かなと思っていた」。目標に掲げていたキャリア初のリーグ10点目で、ホームのサポーターの歓喜を呼んだ。

 3位・長崎が勝利したため3季ぶりのJ1昇格は持ち越しとなったが、次節に引き分け以上で自動昇格の2位以上が確定する。検査入院中の鈴木政一監督に代わって指揮を執る服部年宏ヘッドコーチは「私自身、今日決まるとは思っていなかった。選手たちにも自分たちで決めようと伝えた」と冷静に次節を見据えた。

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2021年11月8日のニュース