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前田大然 五輪で変化した得点への意識 初W杯予選で「ゴールが取れればいい」

[ 2021年11月8日 17:43 ]

練習で軽快な動きを見せる前田(C)JFA
Photo By 提供写真

 日本代表は8日、11日のW杯アジア最終予選ベトナム戦に向け、ベトナム・ハノイで合宿を開始した。19年夏の南米選手権以来のA代表で、W杯予選は初めてとなるFW前田大然(24)がオンライン取材に応じ、ゴールへの意欲を語った。

 日本は現状、B組の4位。7大会連続のW杯出場へ暗雲が垂れ込めている。得点数は過去4試合でグループ最低の3得点。前田は最も得意とする1トップでの出場意欲を示し、「自分が出た時にはしっかりゴールを取るのを心掛けている。ゴールが取れればいい」と国際Aマッチ初得点での貢献を見据えた。

 今季のJ1では2位に3点差を付ける21得点で得点ランク首位。直近の6日、FC東京戦でも今季2度目のハットトリックを達成した。背景には得点途中出場3試合で1得点だった東京五輪を経て変わった意識がある。「五輪で僕含めて全然攻撃陣が点を取れなかったので、チームに帰ってからゴールの意識はより一層強くなった」。その五輪以来の再会を果たした森保監督に「ゴールを見てもらいたい」と願った。

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