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G大阪 来季監督に大分・片野坂氏が浮上 目指す方向性が合致で今後正式オファー

[ 2021年11月8日 05:31 ]

明治安田生命J1第35節   G大阪3ー2大分 ( 2021年11月7日    昭和電ド )

大分・片野坂監督
Photo By 提供写真

 各地で7試合が行われ、G大阪は敵地で大分に逆転勝ちし、J1残留を決めた。来季の新監督として、大分の片野坂知宏監督(50)を最有力候補に挙げていることが7日までに判明。今後、正式オファーを出す流れとなった。大分は前横浜FC監督の下平隆宏氏(49)の就任が濃厚となっている。

 G大阪のフロントは8月下旬に来季新監督候補者の選定を行い、早い時期から片野坂監督に一本化していた。GKを含めたビルドアップをしながら相手を崩す攻撃的スタイルは、クラブが目指す方向性と合致。関係者によると、正式オファーを出すタイミングを見計らっている段階だという。

 片野坂氏は現役時には2000年夏から01年シーズン終了までG大阪に在籍。指導者転身後は14、15年にヘッドコーチとして入閣し、14年にはクラブ初の3冠獲得に貢献した。16年から率いた大分では1年でJ3優勝。着実にステップアップを果たし、J1で今季3シーズン目を迎える。

 情熱的な指導や誠実な人柄は、日本協会を含めて関係各所からの評価が高い。15年の天皇杯優勝を最後にタイトルから遠ざかるG大阪にとって最適な人物といえる。

 来季、松波正信監督はアカデミーへの転籍が濃厚。今季限りで契約の切れるFWパトリックは契約延長の見込みで、蔚山からオファーを受けている韓国代表DF金英権(キムヨングォン)とは残留交渉を進めている。G大阪が新体制で巻き返しを期す。

 ◇片野坂 知宏(かたのさか・ともひろ)1971年(昭46)4月18日生まれ、鹿児島県鹿児島市出身の50歳。鹿児島実を経て90年に広島の前身マツダに入団。柏や大分、G大阪に在籍し、03年に現役引退。大分スカウトを経て06年に同クラブU―15コーチとして指導者のキャリアをスタート。10年から13年まで広島コーチを務め、現日本代表監督の森保一監督を支えた。1メートル71、68キロ。

 《パトリック3発》逆転勝利でJ1残留を決めた。降格圏18位に沈んでいた5月14日から指揮を執る松波監督は「選手たちが良くやってくれた」と自らに課せられたミッション達成に安どの笑みを浮かべた。14年9月27日・鳥栖戦以来7年ぶりのハットトリックを達成したFWパトリックは「勝利につながり、大きな意味を持った」と胸を張った。新型コロナウイルスの集団感染や負傷者続出など難しいシーズンだったが、全員の力で乗り切った。

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