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【7日J1見どころ】し烈残留争いの中…目が離せない“鉄人”たちのプレー

[ 2021年11月7日 11:00 ]

G大阪・東口
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1リーグは7日、第35節の残り7試合が各地で開催される。J1残留争いのまっただ中だが、ここでは今季リーグ戦でピッチに立ち続けている鉄人たちに焦点を当ててみたい。

 今季リーグ戦全試合にフル出場している選手は6人おり、全てGK。7日には清水の権田修一を除く5人が登場する。まずは名古屋のGKランゲラック。シーズン20試合無失点はチームとしてだけでなく、GK個人でもリーグ記録を更新中。今季はルヴァン杯でも準々決勝から全試合に出場し、チームを初優勝に導いた。3位の神戸にリードを許している来季ACLの出場権争いにとどまるべく、下位の仙台を相手に記録更新を狙う。

 鹿島の22歳沖悠哉は、昨夏のデビューからあっという間に定位置を不動のものとした。若き守護神が、浦和と伝統の「オリジナル10対決」で存在感を発揮できるか。鳥栖・朴一圭は、開幕から6試合連続無失点というスタートダッシュの立役者となった。後半戦に入り、失点がやや増えてきたのが気がかりなところ。すでに優勝を決めた川崎Fをホームに迎え、序盤の輝きを取り戻したい。

 G大阪・東口は前節、攻撃力が自慢の横浜を封じて史上6人目のGK通算無失点100試合を達成。結果的に川崎Fの優勝をアシストする形となった。今節は得点力不足に悩み下位に低迷する大分の前に、大きな壁となって立ちはだかる。

 最後にC大阪の金鎮鉉(キム・ジンヒョン)は今季、MF森島寛晃(現社長)の318試合を抜いてクラブのJ1通算最多出場記録を更新した。17年序盤から166試合連続フル出場中という鉄人の中の鉄人だ。柏の現韓国代表GK金承奎(キム・スンギュ)との同郷対決で、先輩の貫禄を示しせるか。

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2021年11月7日のニュース