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東福岡 選手権に王手 途中出場の大渕が決勝弾 高校総体予選で負けた飯塚に決勝でリベンジたい

[ 2021年11月7日 05:30 ]

全国高校サッカー選手権福岡大会準決勝   東福岡2ー1筑陽学園 ( 2021年11月6日    ベススタ )

<東福岡・筑陽学園>延長後半8分の勝ち越しゴールに沸く東福岡イレブン
Photo By スポニチ

 準決勝2試合があり、東福岡は筑陽学園に先制されながらも後半終了間際に同点とし、延長後半に勝ち越して2―1で勝利。高校総体代表の飯塚と14日に決勝を戦う。

 東福岡のMF大渕来珠(3年)がチームを決勝に導いた。0―1の後半開始からピッチに立ち、攻撃を活性化させた。同36分のコーナーキックではキッカーを務めた。「キャプテンなら決めてくれると信じた」。主将のDF段上直樹(3年)を狙い、同点のヘディングシュートを演出した。

 土壇場でのゴールで延長に持ち込むと、同後半8分には自ら得点を奪った。ポストに当たったシュートのこぼれ球を利き足とは逆の左足で豪快にたたき込んだ。「やったぜ!って思った。いつも通りボールを見て振り抜くだけだった」。チームNo・1のシュートセンスを見せつけ、胸を張った。

 C大阪の下部組織でJ3にも出場したことがある逸材。選手権への憧れがあり、今年になって地元の東福岡に転入した。決勝は高校総体予選の準決勝で敗れた飯塚が相手。大渕は「決勝も自分がチームを勝たせる得点を決める」と力を込めた。 (村田 有子)

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2021年11月7日のニュース