清水ユース　FC東京討ちでリーグ連勝。残留争う“兄貴分”に勝利のバトン！！

高円宮杯U―18プレミアリーグEAST第6節   清水ユース2―1FC東京 （ 2021年10月30日    三保グラウンド ）

セットプレーから先制点を奪った菊地（右）
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　東地区2位の清水ユースはFC東京を2―1で下し、来月3日に同チームと対戦する“兄貴分”へ勝利のバトンをつないだ。

　前半21分、左CKのショートコーナーから上がったクロスを来季トップ昇格が内定しているDF菊地脩太（18）がボックス内でヘディングシュート。「頭で決めたいと思っていた。いくつか形がある中でそれがうまくはまった」とリーグ開幕戦（横浜戦）以来となる今季2点目を突き刺した。FC東京には今月17日に敵地で逆点負けを喫している。「この試合は勝ち切るところを意識した」と1点は返されたものの前半に奪った追加点を守り抜き、逆転優勝へ望みをつなげた。

　激しい残留争いを繰り広げるトップチームへの思いも込めた。「西沢（健太）選手が前回点を取ったときに声を掛けてくれた。見ているかは分からないけど、この勝利で少しでも元気を届けられたら」と菊地。来月3日、同じくFC東京との大一番に挑む“兄貴分”を勝利で後押しした。（畑　大地）