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名古屋ルヴァン杯V 先制ゴールの前田「気持ちで押し込めて、自分にとっても大きなゴール」

[ 2021年10月30日 16:14 ]

ルヴァン杯決勝   名古屋2-0C大阪 ( 2021年10月30日    埼玉 )

<ルヴァン杯決勝 名古屋・C大阪>後半、ゴールを決めパフォーマンスをする名古屋・前田(撮影・西海健太郎)
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 Jリーグのルヴァン杯決勝は30日、埼玉スタジアムで行われ、名古屋がC大阪を2-0で下し、初優勝。2010年のリーグ優勝以来となる主要タイトルとなり、賞金1億5000万円を獲得した。大会MVPにはこの日2点目を挙げ、大会通算4得点の最多得点者となったMF稲垣祥(29)が選出された。

 名古屋は前半をスコアレスドローで折り返すと、後半2分にFW相馬の左サイドからのCKを、ニアサイドのFW柿谷が頭でわずかにコースを変えたところをファーサイドからゴール前へと走り込んだFW前田が倒れ込みながら頭で押し込み先制した。34分には途中出場のFWシュヴィルツォクの左足のシュートを相手GKがはじいたところにMF稲垣が走り込み、ペナルティーエリア中央から右足で蹴り込み追加点。稲垣はルヴァン杯得点ランキングトップタイの4得点目となった。守ってはブロックを作っての堅い守りでC大阪に得点を許さなかった。

 貴重な先制点を挙げた前田は「素直に嬉しいです」と笑顔。「まあ、耐えて耐えて(後半の)早い時間帯で、僕、あんまりヘディングで点取ったことないんですけど、気持ちで押し込めて、自分にとっても大きなゴールになったかなと思います」と話した。ゴール直後はサポーターのもとに走っていったが、「忘れることのないような、本当に素晴らしい景色だったと思います」と興奮を振り返った。

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