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名古屋 まさかの3失点零敗…4強ならず 日本勢ACL全滅

[ 2021年10月18日 05:30 ]

ACL準々決勝   名古屋0―3浦項 ( 2021年10月17日    韓国・全州 )

準々決勝で敗れガックリする名古屋イレブン(AP)
Photo By AP

 韓国の全州で東地区の準々決勝が行われ、名古屋は浦項(韓国)に0―3で敗れて12年ぶりの4強進出を逃した。日本勢が1チームも4強に進めなかったのは16年大会以来5年ぶり。マッシモ・フィッカデンティ監督(53)は前半の逸機を悔やんだ。

 1次リーグでは1勝1分けの相手に、まさかの3失点。09年大会以来の4強進出を逃したフィッカデンティ監督は「こういう形で大会を去るようなことにはしたくなかった」と悔しさを口にした。

 前半31分にFWシュヴィルツォクが決定機を迎え、同33分にもシュヴィルツォクのシュートからエリア内に進入したMF稲垣が押し込もうとしたが、ゴールライン付近でDFにクリアされた。「得点を取れなければガラッと変わる。これがサッカーだ」。不運な形で先制点を許すと攻守のバランスが崩れた。

 試合後、指揮官は敗因分析の前に「我々には強さを証明するチャンスが残っている」と選手を鼓舞。27日の天皇杯準々決勝、30日のルヴァン杯決勝へと切り替えていた。

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2021年10月18日のニュース