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ドイツ 22年W杯予選突破一番乗り フリック監督「早く突破を…求めていたものを得た」

[ 2021年10月12日 09:10 ]

W杯欧州予選J組   ドイツ4―0北マケドニア ( 2021年10月11日    マケドニア・スコピエ )

W杯出場を決め歓喜のドイツナイン(AP)
Photo By AP

 ドイツが予選突破一番乗りで18大会連続20度目のW杯出場を決めた。勝ち点6差をつけていた2位・北マケドニアを敵地の直接対決で4―0と下し、同じ6差だった3位・アルメニアがルーマニアに敗戦。2試合を残してJ組首位が確定した。

 北マケドニアには3月にホームで対戦した際に1―2と足をすくわれ、この日も前半はから押し込んでシュート14本を放ちながらハーフタイムまで0―0。しかし、後半5分にハーバーツが先制点を挙げると、ウェルナーが25分と28分に続けて得点し、力の差を見せつけた。

 前回18年W杯ロシア大会は1次リーグを突破できず、今夏の欧州選手権も16強で敗退。再建を迫られる中で欧州選手権後に就任して5戦5勝のフリック監督は「結果から判断して完璧。可能な限り早く突破を決めるという求めていたものを得た」と振り返った。

 5連勝の間に18得点1失点と圧倒的な数字を残し、ハーバーツは「チームのクオリティーを示している。苦い幕切れになった欧州選手権のあとで早くを突破を決めたかった。結果は自信は与えてくれる」と手応えを口にした。一方で「道のりは長い。ドイツ代表でプレーするということはタイトルを勝ち取り、頂点を目指すということ」と強調。優勝4回の強豪だけに復活を宣言するには本大会で結果を残すしかない。

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2021年10月12日のニュース