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伊東純也、背水の豪州戦へ「難しい状況になりましたけど、まだぜんぜんチャンスはある」

[ 2021年10月9日 12:48 ]

伊東純也
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 日本代表MF伊東純也(28=ゲンク)が9日、12日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦に向けてオンラインで対応し、窮地に追い込まれたチームを救う活躍を誓った。

 チームは0―1で敗れた7日の敵地での同サウジアラビア戦を終え帰国。この日の夜中に千葉県内の宿舎入りした。長距離移動や時差の影響もあり、眠そうな表情をうかべていた伊東だが、累積警告で出場停止だったサウジアラビア戦を「チームとして戦っていたので、負けたのは悔しい」と振り返り、絶対に負けられないオーストラリア戦へ「自分の特徴はどこが相手であろうとチャンスつくれるところ。相手関係なしに、しっかり自分の良さを出して、相手の嫌がることをやってチャンスをつくれれば」と強い意気込みを語った。

 森保ジャパンは最終予選3試合を終えて得点はわずか1。決定力不足は深刻だが、中国戦での唯一の1ゴールをアシストしている快足ドリブラーは「チャンスは作れている。そこでしっかり前の選手が決めることが大事」と強調。「まずはチャンスを作るというか、アシストの部分が多くなりますけど、自分でもチャンスがあれば狙っていきたいなと思います」と積極的にゴールを狙う姿勢も示した。

 過去、W杯最終予選3戦2敗からの突破率は「0%」。7大会連続でのW杯出場へ極めて厳しい状況に追い込まれたが、サウジアラビア戦で道具の片付けなど自ら率先して裏方に回った伊東は「プレッシャーを感じないわけじゃない。責任も感じますけど、それを力にできるタイプだと思っている。難しい状況になりましたけど、まだぜんぜんチャンスはある。自分がしっかりチームも引っ張っていければいいかなと思います」と力強く語った。

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2021年10月9日のニュース