森保監督　サウジ＆豪“2強”と6差も「諦めなければつかめる」12日豪州戦

W杯アジア最終予選B組   日本0―1サウジアラビア （ 2021年10月7日    サウジアラビア・ジッダ ）

＜サウジアラビア・日本＞サウジアラビアに敗れ、厳しい表情の森保監督（右）
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　過去、W杯最終予選3戦2敗からの突破率は「0％」。森保監督が、もう後のない状況に追い込まれた。

　結果的に1本のバックパスのミスが致命傷となったが、森保監督は「柴崎は攻守のつなぎ、広範囲で貢献していた。ピッチに立たせないとミスは起きない。立たせた私の責任」と擁護した。久保、堂安らを負傷で欠く攻撃面も無得点。最終予選3戦で1得点はB組ワースト。明るい兆しが見えない。

　サウジアラビア、オーストラリアとの勝ち点差は6に拡大、7大会連続のW杯切符が遠く、かつてない危機的な状況だ。森保監督は「W杯を諦めなければ、W杯へのチケットは必ずつかみ取れる」と絞り出した。