名古屋・フィッカデンティ監督　連勝突破に意気込み「前回の鹿島戦と同じ流れで戦う」

ルヴァン杯準決勝第1戦   名古屋3―1FC東京 （ 2021年10月6日    豊田ス ）

名古屋・フィッカデンティ監督
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　名古屋が3発快勝でクラブ初のファイナル進出に王手を掛けた。敵地での第2戦目は負けても1点差以内なら勝ち抜けが決定。大きなアドバンテージを得る中、マッシモ・フィッカデンティ監督は連勝突破に意気込んだ。

　「2試合がセットの戦いは何でも起こり得る。第2戦で全て変わる可能性がある」。そう警戒心を示し、ルヴァン杯準々決勝・鹿島戦での戦い方を例に出した。鹿島戦もホームで2―0と先勝。その勢いを持って敵地でも2得点を奪って勝利した。「勝利すれば次に進める条件がある。前回の（第2戦）鹿島戦も90分の試合の中で勝利を目指して、勝ち切った。同じ流れでいくべきかと思います」と強調した。

　1点リードの後半10分からは3バックシステムに変更。「後ろに構えて耐える狙いのではない。我々がボールを持った時に相手の2トップを外せないということで（DFの枚数を）4枚から3枚に変えた」と“攻撃”を意識し、最後までゴールを奪う姿勢は崩さなかった。