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名古屋 昨季王者FC東京にホームで先勝!史上初の決勝進出へ前進 浦和はC大阪と1―1ドロー

[ 2021年10月6日 21:15 ]

名古屋FW柿谷
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 サッカーのYBCルヴァン杯準決勝第1戦が6日、各地で行われ、名古屋が昨季王者FC東京を3―1と下し、ホームで先勝。クラブ史上初の決勝進出へ前進した。一方、浦和はホームでC大阪と1―1の引き分けに終わった。第2戦は10日に予定されている。

 名古屋は前半17分、相手の“ミス”からFW柿谷が先制点。MFマテウスが自陣からのロングボールを粘り強く追いかけると、競り合った相手DF蓮川がクリアしきれず。ボールを奪ってMF稲垣へバックパスで繋ぐと、グラウンダーのパスからペナルティーエリア中央に走り込んだFW柿谷が右足で流し込み、ゴールネットを揺らした。

 後半24分にはMF木本が追加点。直後のピンチではGKランゲラックがFW田川の左足ダイレクトボレーを至近距離からファインセーブ。このまま完封なるかと思われたが後半アディショナルタイム、途中出場のFWアダイウトンにDFラインの裏を取られ、飛び出したGKランゲラックを“無力化”する巧みなシュートで1点を返された。

 それでもアウェーゴールに沸く相手イレブンの隙きを突き、残りわずかな時間で追加点。MFマテウスがペナルティーエリア中央手前付近で左サイドからのパスを受けると、左足で正確なシュートをゴール左隅へ決め再び突き放し試合終了。2点のアドバンテージを持って敵地での第2戦へ向かうことになった。

 もう一方の準決勝では浦和とC大阪が対戦。浦和は前半12分、約3カ月ぶりの復帰戦となった左SBのDF山中の絶妙クロスからFWユンカーが先制ゴール。しかし、後半21分にFW山田寛に同点ゴールを許し1―1のドロー。決勝進出には第2戦敵地での勝利、もしくは2点以上取っての引き分けが90分以内での勝ち抜け条件となった。

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