×

マンU不覚、まさかの逆転負け Cロナ先制弾も「欲しい結果ではない」

[ 2021年9月16日 05:30 ]

欧州CL1次L F組   マンチェスターU1ー2ヤングボーイズ ( 2021年9月14日 )

<マンチェスターU・ヤングボーイズ>試合に敗れ、悔しそうな表情を見せるマンチェスターUのC・ロナウド(AP)
Photo By AP

 14日に開幕し、F組のマンチェスターU(イングランド)はヤングボーイズ(スイス)戦でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)が先制点を決めたが、1―2で逆転負けした。2季ぶりの優勝を目指すE組のBミュンヘン(ドイツ)はポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(33)の2得点などでバルセロナ(スペイン)に3―0で快勝した。H組で昨季王者のチェルシー(イングランド)も白星発進した。

 熱狂する敵地サポーターの大歓声を聞きながら、仏頂面でピッチを後にした。レアル・マドリードで一緒にプレーした元スペイン代表GKカシリャスが持つ177試合のCL最多出場記録に並びながら、悪夢の逆転負け。C・ロナウドは試合後、「欲しいと思っていた結果ではないが、今はコンディションを回復して次の試合に集中する時だ」と自身のインスタグラムにつづった。

 節目の試合を自らのゴールで祝った。前半13分、MFフェルナンデスが右アウトで鮮やかな左クロスを送ると、絶妙なタイミングで守備ラインの裏に抜け出したC・ロナウドが右足で合わせて先制ゴール。復帰初戦となった11日のリーグ・ニューカッスル戦に続く得点に、スールシャール監督も「卓越していた。もはや驚かされることはない」とうなるしかなかった。

 だが、前半35分にDFワンビサカが一発退場で10人になると、1トップのC・ロナウドにほとんどボールが入らなくなった。1―1に追いつかれた後の後半27分に「十分走った。体調も考慮しないと」という指揮官の判断でベンチに退いた。後半アディショナルタイムにはMFリンガードの不用意なバックパスから決勝点を許し、マンチェスターUで09年以来となるCL勝利を挙げられなかった。

 主将のDFマグワイアは「我々は人間だ。全てのサッカー選手がミスをする。ミスから学んで、立ち上がるんだ」とチームメートを擁護した。まさかの黒星スタートとなったが、「これは1次リーグの最初の試合。巻き返す試合はたくさんある」とC・ロナウドを中心に逆襲を目指す。

続きを表示

2021年9月16日のニュース