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C大阪 4-0圧勝で史上最多得点差のダービー勝利 復帰戦の乾も2本のシュートで見せ場

[ 2021年9月6日 05:30 ]

ルヴァン杯 準々決勝   C大阪4-0G大阪 ( 2021年9月5日    パナスタ )

<G大阪・C大阪> 後半、シュートを放つC大阪・乾 (撮影・後藤 大輝)
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 4試合が行われ、C大阪はFW山田寛人(21)の得点などでG大阪を4―0で圧倒した。2戦合計4―1で優勝した17年以来の4強進出。10月6、10日の準決勝は2連覇を狙うFC東京と名古屋、C大阪と浦和がぶつかる。

 小菊新監督の下、C大阪が宿敵を圧倒した。前半24分、ゴール前のこぼれ球をFW山田が押し込み先制。同32分には、今度はFW加藤がこぼれ球を詰めてリードを広げる。その後も守備の強度を保ち効果的な攻撃を繰り出して、終わってみれば4―0。クラブにとって史上最多得点差のダービー勝利となった。

 第1戦を0―1で落として迎えた第2戦。「必ずゴールを取らないといけない状況だったけど(まずは)今、積み上げている守備を忠実に行う。守備から自分たちのサッカーをしてくれたことが勝因」と指揮官は言う。前体制であいまいだった立ち位置や球際の守備などを修正。それが結果に直結した。

 逆転突破で17年以来となる4強入り。後半21分からは元日本代表MF乾が途中出場で復帰デビューを果たし、スルーパスや2本のシュートで見せ場をつくった。「規律を守った中でクオリティーも見せてくれた」と小菊監督。元日本代表MF清武が離脱している中でも、タイトルを狙える強さが備わってきた。

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2021年9月6日のニュース