×

メッシ、怒り露わ 開始7分で試合中止「どうしてもっと前に説明できなかったのか」

[ 2021年9月6日 14:58 ]

ピッチに入ってきたブラジルの保健当局のスタッフ(AP)
Photo By AP

 W杯南米予選のブラジル―アルゼンチン戦が5日にサンパウロでがキックオフされたが、開始7分で中止となり、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)が不満を口にした。

 ブラジルの保健当局はプレミアリーグ所属のアルゼンチン代表4選手(エミリアーノ・マルティネス、クリスティアン・ロメロ、ジョバンニ・ロ・チェルソ、エミリアーノ・ブエンディア)が英国から入国後の自主隔離期間(14日間)を終えていないとし、ブエンディアを除く3選手が先発したために“現場”に介入。ベネズエラで2日に試合を行ったあとにブラジル入りした4選手は、入国の際に英国滞在歴の虚偽の申告があったとされている。

 試合が中断した後、ブラジル代表はピッチで練習を開始。アルゼンチン代表はブラジルの警察当局にエスコートされ退去した。一度ロッカールームに引き揚げたメッシだったが、大混乱の中のピッチに再び現れ、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)らと話し始めると同国保健当局者らに抗議。地元紙によると、メッシは「我々は3日間もここにいる。当局は試合の開始を待っていたのか。どうしてもっと前に説明できなかったのか」と怒りを露わにした。

続きを表示

2021年9月6日のニュース