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川淵三郎氏 東京五輪男子サッカーキーマンに遠藤を指名「OA枠3人はベストチョイス」

[ 2021年7月18日 19:59 ]

オーバーエイジとして東京五輪に参加するU―24日本代表の遠藤航(撮影・北條 貴史)
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 東京五輪選手村の村長を務める川淵三郎氏(84=日本トップリーグ連携機構会長)が17日放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」にゲスト出演。68年メキシコ大会(銅メダル)以来、53年ぶり2度目のメダル獲得を目指す男子サッカー・U―24日本代表について「OA枠の3人はベストチョイス。特に遠藤の存在はもの凄い大きい」とMF遠藤航(28=シュトゥットガルト)を今大会のキーマンに指名した。

 川淵氏はDF吉田麻也(32=サンプドリア)、DF酒井宏樹(31=浦和)、MF遠藤航のオーバーエイジ(OA)枠3人について聞かれ「僕はベストチョイスだと思うね」とキッパリ。「やっぱりそこ(DFライン)がしっかりしてないといいチームはできないからね。チームにとって一番大事なのは真ん中の柱なんですね。真ん中っていうのは吉田、冨安、遠藤。この3人はA代表でも軸だから。それに酒井が入ってるでしょ。とにかく守備陣は絶対に確固たるモノがあって、それで前から三笘とかが個性を発揮して上手く攻撃陣が機能すると、だいたい良い方にいくと思いますね」と森保監督の選択に賛同。

 さらに今大会のキーマンについては遠藤を指名。「ブンデスリーガのなかでデュエルとかボールの奪取率がナンバー1というのを聞いて、これは驚いたね~。日本人が中盤でそんなボールをちゃんと取れるのかっていう。だからこのチームでの遠藤の存在はもの凄い大きいと思いますね」と説明した。

 ◇川淵 三郎(かわぶち・さぶろう)1936年(昭11)12月3日生まれ、大阪府高石市出身の84歳。三国丘高―早大―古河電工。サッカー日本代表FWとして64年東京五輪ベスト8など国際Aマッチ26試合8得点。日本代表監督などを経て91年にJリーグ初代チェアマンに就任。日本サッカー協会会長、東京都教育委員、首都大学東京理事長、日本バスケットボール協会会長などを歴任した。

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