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森保監督 ホンジュラス撃破に満足顔 東京五輪へ弾み「強い相手にゲーム感を取り戻せた」

[ 2021年7月12日 21:47 ]

東京五輪男子サッカー代表国際親善試合   日本3―1ホンジュラス ( 2021年7月12日    ヨドコウ )

<日本・ホンジュラス>後半、選手に指示を出す森保監督(撮影・北條 貴史)
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 東京五輪男子サッカーに出場するU―24日本代表は12日、ヨドコウ桜スタジアムでU―24ホンジュラス代表との国際親善試合に臨み、3―1で勝利。森保監督は「強い相手にゲーム感を取り戻せ、(五輪本大会に向け)確実に前進できたいい試合だった」と喜んだ。

 森保監督は試合後「チームが活動し始めて選手たちも1カ月ぐらい活動してなかった選手が多く、なかなか難しい試合でしたけど、このスタジアムでサポーターの皆さんとテレビの前の応援してくださってる皆さんが声援を送ってくれたおかげでいい準備ができたと思ってます」とコメント。

 同じく東京五輪に出場するホンジュラスを撃破し「完成度という意味ではまだまだ上げていかなければいけないところはありますけど、チームの状態、選手のコンディションからすれば今日の試合で強い相手にゲーム感を取り戻せた。ゲーム体力が上がった。そしてチームのコンセプトがしっかり共有できたというところでは確実に前進できたいい試合だった」と満足顔。最後に「これからも最善の準備を続けてオリンピック本大会を迎えたいと思います」と意気込んだ。

 68年メキシコ大会(銅メダル)以来、53年ぶり2度目のメダル獲得を目指す日本は、本大会グループステージA組でU―24フランス代表、U―24メキシコ代表、U―24南アフリカ代表と同組。対戦順は南アフリカ(22日、東京ス)、メキシコ(25日、埼玉)、フランス(28日、横浜国際)を予定。成績上位2チームが決勝トーナメントへと進み、B組を勝ち上がってきたU―24韓国代表、U―24ルーマニア代表、U―24ホンジュラス代表、U―24ニュージーランド代表のいずれかと対戦する。

 ◇ホンジュラス(4大会連続5回目) 五輪最高成績4位(16年リオ五輪)。スター選手こそ不在だが、五輪では2大会連続で決勝トーナメントに進出するなど近年好成績を残している。予選のプレーオフ準決勝では米国を2―1で下し、五輪切符獲得。同決勝戦ではメキシコと激突し、1―1のまま突入したPK戦の末に敗れた。

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2021年7月12日のニュース