G大阪　ACL敗退で視線は19位降格圏のJに　松波監督「次の準備をしたい。大事なのはリーグ戦」

ACL1次リーグ　H組   G大阪1－2全北 （ 2021年7月10日    タシケント ）

相手選手と競り合うG大阪の宇佐美＝左（AP）
Photo By ＡＰ

　H組2位のG大阪は10日の最終戦で首位の全北（韓国）に1―2で敗れ、2勝3分け1敗の勝ち点9にとどまり、今大会の日本勢4チームで唯一、決勝トーナメント進出を逃した。2016、17年と合わせて出場3大会続けての1次リーグ敗退。後半8分にFWパトリック（33）が今大会6点目となる同点弾を決めたが、終了間際に失点した。

　開始早々の微妙なPK判定に泣かされた部分もあるが、松波監督は「最後に押し切れなかった。我々の力がなかった」と悔やんだ。最終戦の勝利が2位での1次リーグ突破の条件だったが、得点はパトリックの1発のみ。前掛かりになったところを突かれ、決勝点を奪われた。指揮官は「今日の悔しさは切り替えてもらい、次の準備をしたい。大事なのはリーグ戦」と降格圏19位に低迷するリーグ戦へ視線を向けた。