清水　1点を死守　土石流被災者へ贈る白星

明治安田生命J1第21節   清水1―0大分 （ 2021年7月4日    アイスタ ）

＜清水・大分＞権田を中心に完封勝利を喜ぶ清水（撮影・篠原岳夫）
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　明治安田生命J1リーグは2試合が行われ、清水は1―0で大分を下し、勝ち点22とした。

　全員が体を張って1点を死守した。先制ゴールを奪った原は「今日は一つになって戦えていたとピッチの中で凄く感じた」と胸を張った。

　3日に静岡県熱海市で大規模な土石流災害が起き、自宅が流されたサポーターもいたという。試合前にはメンバー外の選手やスタッフらが寄付を呼び掛けた。ロティーナ監督は「被害に遭った全員のことを思うと心が痛くなる。少しでも力になれたのならうれしいし、今後もサポートできるようにしたい」と、白星を積み重ねていくことを約束した。