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G大阪は痛恨ドローで決勝T進出に黄信号…オウンゴール誘発のMF矢島「引き分けでは特に意味がない」

[ 2021年7月5日 05:30 ]

ACL1次リーグ H組   G大阪1―1チェンライ ( 2021年7月4日    タシケント )

 G大阪の1次リーグ突破に黄信号が灯った。中2日でチェンライ(タイ)との再戦。前回対戦時からはDF菅沼以外のスタメン10人を変更して臨んだが後半9分にMF矢島慎也が誘発したオウンゴールで同点に追いつくのがやっとだった。

 4試合を終えて勝ち点6。2位はキープしたが、各組1位チーム(5チーム)と各組2位チームのうち成績上位3チームのみが決勝トーナメントに進む新レギュレーションにおいて、厳しい立場に追いやられた。矢島は「引き分けなんで(得点は)特に意味がない」と渋い表情を浮かべた。

 元日本代表FW宇佐美貴史は「全員で(前回対戦時の)悔しさをぶつける」と意気込んでいたが、試合終了間際に得たFKは大きくバーを超えるなどチャンスを決めきれず。MF井手口のミドルシュートも相手GKのファインセーブに阻まれた。終盤の猛攻も実らず、チェンライ相手に2戦連続ドロー。矢島が「勝たないと始まらない」と悲壮な覚悟を口にしたように、最後まで可能性を残すためにも次戦・タンピネス戦(シンガポール)は勝利しかない。

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2021年7月5日のニュース