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南野 頼むぞ!ミャンマー戦でW杯予選6戦連発!「1試合でも早く予選突破を」

[ 2021年5月28日 05:30 ]

ボール回しをする(左から)吉田、南野、久保、遠藤航(撮影・篠原岳夫)
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 日本代表は、28日に無観客で開催されるW杯アジア2次予選ミャンマー戦(フクアリ)に臨む。オンライン取材に対応したMF南野拓実(26=サウサンプトン)は、自らの状態に手応え十分。自身の記録を更新するW杯予選での開幕6試合連続得点が懸かる一戦は、勝てば最終予選進出が決まる状況だけに、ゴールという結果で次の舞台への切符をたぐり寄せる。

 格下が相手でも、慢心はない。自分自身に言い聞かせるように、南野は言葉に力を込めた。「1試合でも早く、この予選を突破することが重要だと思うので。親善試合じゃないので、何よりも勝利することが一番、重要になる」。まだ2次予選とはいえ、来年に迫ったW杯へとつながる一戦。その重みは理解している。

 今冬にリバプールからサウサンプトンに期限付き移籍し、新天地では10試合出場2得点。「充実したシーズンだった」と語る一方で「結果には満足していない」。気持ちを切り替え、26日から代表の練習に合流。調整する時間は限られたが「明日の試合には100%のコンディションで挑める」と言い切った。

 ここまでのW杯予選では、歴代最長となる開幕5試合連続得点をマーク。開幕に限らなければ、本田圭佑が16年に残した出場7戦連発という記録があり、ミャンマー戦でネットを揺らせば、この数字に迫ることになる。ただ、本人はいつもと変わらず、自らの記録より勝利を最優先する考えを示した。

 「(最長記録は)あんまり考えていない。チームのためにプレーしてきた上で、そういう記録があるので。達成できればうれしいけど、それよりもチームの勝利に対する気持ちの方が強い」

 昨年10月から背番号10を背負い、森保ジャパンに対する思いも強い。最も求める「勝利」という結果に対して、ゴールという最高の形で貢献する。

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