浦和GK鈴木彩艶、川口超え！史上最年少18歳8カ月25日でデビューから2戦連続完封

明治安田生命J1第14節   浦和3ー0G大阪 （ 2021年5月16日    パナスタ ）

＜G大阪・浦和＞後半、大きな声で指示を出す浦和のリカルド・ロドリゲス監督（撮影・後藤　大輝）
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　浦和のGK鈴木彩艶（ざいおん）が史上最年少でのJ1デビューから2戦連続完封を飾った。18歳8カ月25日の達成は、95年の川口能活（横浜、19歳8カ月14日）の記録を更新。この日も日本代表GK西川をベンチに置き、前半7分にはFW宇佐美のシュートをはじくなど圧巻の存在感。前節仙台戦から無失点を継続した。

　1メートル90、93キロの迫力満点の体格に加え、仙台戦後もクロス対応の修正に励むなど向上心の塊。「浦和のGKでレベルは一番下」と謙虚に話すが、ピッチでの振る舞いは18歳とは思えぬ貫禄で日々、進化を続けている。

　攻撃面もユンカーがクラブ初となる公式戦デビューから3戦連発の2得点、1得点2アシストの田中とともに全3得点に絡む活躍。攻守がかみ合った浦和が3発快勝で暫定8位に浮上した。