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なでしこ高倉監督 五輪メンバー選考へ悩める胸中「どうしても18人では足りない」

[ 2021年5月17日 13:34 ]

ストレッチしながら自主練習を見守る高倉監督
Photo By スポニチ

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の高倉麻子監督(53)が候補合宿最終日の17日、福島県内での練習後にオンラインで取材対応した。18枠と限られた東京五輪のメンバーについて、指揮官は「どうしても18人では足りない。もう少しか、2人ほど増やして欲しいくらい」と、メンバー選考への悩める胸中を語った。

 真夏で過密日程となる五輪本番は選手起用が鍵となる。控えに複数位置をこなせるマルチ選手も必要だが、ターンオーバーも考えれば、位置ごとのスペシャリストも欲しい。選手層は厚みも増して「先発を半分変えても、チーム力が落ちないようになっていけばいい。それが可能になってきたが…」と、バランスに頭を悩ませる。

 4月の活動で招集した海外組6人と主将DF熊谷紗希(30=リヨン)、今合宿の23人を加えた計30人をベースに18人を選考する。6月10、13日の国際親善試合がメンバー発表前最後の活動であり、指揮官は「最後をどうするか迷っている。6月の活動で集まったところで最終的に判断したい」と話した。

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2021年5月17日のニュース